新着情報

MORE

9月8日の動き~亘理町としょかん設置、東松島~

今日は宮城県亘理町に、「みんなのとしょかん」7館目の設置。
設置場所は、公共仮設ゾーンの第3集会所
先日に引き続き、NHKさんが同行取材。

今回は
本棚6台、
書籍3000冊
備品一式
ホワイトボード
回覧板48セット
ポスター
等を支援させて頂きました。

さすがに、7館目ともなると、流れが出来ていて、
以前の半分程度の時間で設置が出来るようになりました。
耐震補強に関しては、その施設ごとに補強方法が異なるので、
少し手間がかかるものの、
全体で2時間30分で設置完了。
事前の仕分けに感謝です。


これからこの集会所を運営される「ふれあい集会所」のみなさんと
亘理町の職員さん。
今後の自主的な運営を担う、コミュニティの中心となっていくであろう
方々です。

今回の設営を手伝って頂いた、
足利青年会議所のメンバー&OBのみなさま、
栃木県天台仏教青年会のみなさまです。
毎回にわたる継続的なサポートに心から感謝です。
本当にありがとうございます!

その後、以前に設置したモデルの取材という事で、
リクエストされていた本を持って、
東松島の「ひまわり集会所」へ移動。

色々とお騒がせしました…

取材の合間に、しみじみと周囲を見渡すと、以前よりも
さらに進化した集会所になっていました。

なんと屋根がビオトープ(屋上庭園、室温の安定化に効果あり)に!
1日1回自動で散水する設備までついていました。
やはり、地域の中心に精力的に動く「人」が いると、
自然とさまざまなものや仕組みが集まります。
単なる支援の枠を超え、魅力ある地域づくりを目指している姿勢に、
心から感動します。

でも、一番感動するのは下の光景です。

夕暮れ時に、子どもたちが集まって遊んでいる。
当たり前の光景の様ですが、
他に広い場所が無いので、仮設住宅の道路上で遊ぶ彼ら、
車が来たときに注意するのは、手前にいる周囲の大人たち。
自分の子でも他人の子でも関係なく、
面倒を見、注意し、時には叱る。

以前は当たり前にあったのに、今は見る事が少なくなってしまった、
地域のコミュニティの姿です。

ここに住む人たちは、家や家財道具、仕事、場合によっては大切な人まで、
失っています。
そのような人たちが、もう一度前を向いて暮らしていくためには、
地域のつながりはとても大切な存在でもあります。

近所の方が子どもの面倒を見てくれる。
病気がちなお隣さんの様子を伺う。
不足なものを貸し借りする。

そんな事が日常としてある光景は、
とても懐かしく、あたたかいものです。

今回もお邪魔させていただき、
元気を頂く事が出来ました。

設置させて頂いた亘理町「ふれあい集会所」の、みなさま、
取材を受けて頂いた東松島市「ひまわり集会所」のみなさま、
取材をして頂いたNHKのみなさま、
本当にありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*