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地元栃木にて

活動資金のご支援を頂きました!
内田ひとみさま
momo60さま
(みんとしょカフェチャレンジへのご支援を頂きました)
※頂きましたご支援は南相馬市でのとしょかんカフェ設置に活用させて
 頂きます。

本当にありがとうございます。

今日は地元での会議終了後、
とある方からご紹介を頂き、
宇都宮市の小学校へ向かいました。
ここには、子どもたちの描いた大きなパネルに描いた絵が
展示してあります。





ここにある絵は、
すべて宮沢賢治の物語から絵をイメージして
書かれています。
1896年の三陸地震津波のあった年に生まれ、
1933年の三陸沖地震の起きた年に亡くなった岩手生まれの
詩人であり、童話作家です。

このような絵を、
東北の子どもたちに描かせることは出来ないだろうか?
それが今回、この小学校にお邪魔した理由です。

東北という場所で起こった事を
悲しいシーンとして記憶するのではなく、
でも忘れないように留めるにはどうしたらよいのか?

その表現の一つとして、
東北を代表する童話作家の物語をモチーフにした
絵画を描く、
そしてその絵を多くの方に見てもらいたい。
なので描かれた絵は、仮設住宅の壁面に
物語のあらすじと共に展示し、
いくつかのストーリーを見るように出来れば、
と考えています。

いま、
被災地では少しずつ経済の復興が進み始めています。
しかしながら、
余裕がない状況も相まって、
被災地では、少しずつ
地域のつながりよりも、
経済的な物事を優先する雰囲気が
出来ている感があります。

もちろんすべての地域ではありません。
また、経済をないがしろにして、
地域の復興などあり得ません。

でも、経済の回復だけでは本当の意味での
地域の自立には結びつかないのではないでしょうか、、

自分の地域にある大切な宝の価値を再確認し、
その宝を地域全体で共有する。
それはある意味地域のブランド力にもなり、
地域らしさの創出にもつながります。
経済と地域らしさ、
この二つが両立するためには、
ビジネスのセンスはもちろん、
文化や芸術を大切と思える意識も
醸成する必要があると思います。

と、偉そうに書いていますが、
要は子どもたちに
楽しんでほしいだけなのです。

そんな場所を作れたらよいな、
この絵を見ながら
そんなことを考えていました。

来週、提案してみようっと。

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