新着情報

MORE

翻訳の難しさ

インドネシアに絵本を届けるため、
多くの方が力を貸してくれています。

「余剰気味の絵本を必要とされる場所に届けたい」
という考えから始めた、
みんなのとしょかんfor Asia。

多くの方に様な苦労をおかけしています。

まず、絵本の選定においての問題があります。
幼児向けの絵本の翻訳が主なので、
日本独自の文化が強いストーリーや、
その国にはない食べ物や植物などが出る話は、
翻訳しても伝わらない場合があります。


先日、いつも翻訳を手伝ってくれている
中井さまから、
かさじぞうと一寸法師の絵本が。
今度、福島県相馬市に、
インドネシアから子どもたちが来る、
という事を伝えたところ、
「今翻訳している絵本は幼児向けなので、
 来てくれる子どもたちには、内容が幼すぎるだろうから」
と言って、
ご自分が今までに翻訳した絵本を
新たに購入して、翻訳した文章を添えて送って頂きました。
文化に基づいた絵本の翻訳は、
相当な苦労が伴います。
そういった絵本を送って頂けること、
本当に有り難く思います。。

また、翻訳の意味が正しいかどうかも
チェックする必要があり、
翻訳の方に二重の手間をおかけしています。。

また、
翻訳文をシールで貼るのですが、
日本語表記も載せておくことで、
日本語教育にも使える事を目的としているため、
そのシールのスペースを考えるのも一苦労。
あまり大きいと絵が隠れてしまう、
小さすぎると文字が読めない。。
なので、スペースごとに翻訳シールの
大きさや幅を変えています。

そんな大変な思いをして頂きながら、
翻訳作業が進んでいきます。

一つの本を翻訳し、
言葉や文化の違う国に贈る。

とても大変な作業ですが、
それでも、多くの方が力を貸してくれることで、
形になって、
送る事が出来る。

あらためて
人が集まる事で出来ることの素晴らしさを
感じています。

手伝ってくれている皆さま、
本当にありがとうございます。

翻訳の難しさ への1件のフィードバック

  1. ファフライ 恵理子

    こんにちは、みんなのとしょかんの活動威力にはいつもpcの画面で見るだけでも驚かされています。

    私は軽井沢町に新しくNPO 法人の一員として成立したばかりの軽井沢国際協会の町づくり活動協力部会のリーダーを努めさせていただくことになったファフライ恵理子ともうします。
    翻訳プロジェクトの活動に興味がありメールをしました。
    今度、Iak の仲間にもこの活動に法人として参加できるかどうか話し合いにかけて見ようかと思います。
    また連絡致します。私、個人で手伝えることはペルシャ語の翻訳くらいですが、IAK は、英語の堪能な方も多いので役にたてそうなことがありましたら、連絡お待ちしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*