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普段のお仕事②

お盆中ではありますが、
やるべきことはたくさんあります。

おそらく、活動の中で一番見えないのだけれど、
一番時間がかかり、一番きついのが、

助成金や、支援事業の計画書の書き方支援、
とでも言いますか、
いわゆる「赤ペン先生」ですね。

とは言え、計画書を書くのは地域の方です。
あくまでも、私は書き方の支援しかしません。
私が書いては意味がありませんので。。

地域が自立を進めていく中で、
何より財源がない。
それをカバーするのは
これらの助成金等を活用することです。

しかし、助成金は万能ではありません。
助成金ばかりに頼っては本当の自立は望めません。
とは言え、いきなり自分たちの力だけで立ち上がれるほど、
軽微なダメージではありません。

無理なくでも確実な、緩やかな自立を果たすためには、
いつまでこれらの助成金を活用するのか、
いつまでにこの助成金を必要としなくても良い環境とするのか、
しっかりとした自立への計画を立てることが大切です。

ひたすら添削が続きます。。。

本来は私がこのようなことを行うのは、
筋違い、と思われるかもしれません。

しかし、このような助成金を申請する方の
半数以上は、いわゆる助成金の申請のツボを心得ている
「プロ」と言っても良いでしょう。

中には、被災地の復興のためではなく、
自分たちの組織の存続のために、
助成金を申請する方が多いのも
残念ながら事実です。
そして、そういった方々に限って、
結構上手な計画書を書かれます。。。

つまり、被災地の方が自分たちの力で、
慣れない書類を一生懸命書類を書いても、
審査する方にとっては、
「読みやすい、ツボを押さえた」
計画書の方が受けが良いのです。
要は書き慣れている方の計画書の方が
助成の対象となってしまいます。

そこにどれだけその助成金を必要としているか、
どれだけ切実なものなのか、
という思いは残念ながら書き記すことが出来ません。

だからと言って私が書くのは筋違い。

という訳で赤ペン先生、ということです。
今月までにあと6件の加筆修正を行います。
地道な作業ですが、
これで、本当に必要とされる場所に、
必要な支援が届けばよいな、と思います。

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